一人B4UT老人会やってみた

どうも!B4UT7thの町田くんです。2023年ももう終わりますね。

 

この記事はB4UT Advent Calendar 2023に参加しています。その他の記事のリンクはこちらから。

 

去年B4UT老人会っていう企画がアドカレでありまして、非常に盛り上がりました。実は僕もチャットで参加しています。

 

3qua9la-notebook.hatenablog.com

 

かいつまんで言うとサークルに長く所属している人達、いわゆる老人が集まって昔話をするというものです。音ゲーに限らず年齢によって回答が違うのを面白がる企画です。

 

でもこの企画、欠点があります。

 

それは複数人が集まって話をしないといけないこと。

 

Discordに人を集めて老人側と若者側に分かれて録音して…なんてこと、そうそうやろうと思えないし面倒ですよね。何よりぼっちには不可能です。

 

しかし、そんな欠点を見事に解決し、一人で老人会をやる画期的な方法を紹介しましょう。

 

それは、

 


過去の先人たちの記事を解説する、というもの。

 


昔の記事は当時の時点のことを書いていますから、現代の我々が振り返ることで老人会のような形式になるわけです。老人会じゃなくてイタコでは?


あんまり触れてる人がいないんですが、今年2023年はB4UTができて10年の記念すべき年です。また、このアドカレの企画も2016年からスタートして今年で8回目です。今年で7thと長くいる人(ちなみに最長ではないです。なんで?)がこれらを振り返る記事を書くのは価値があるかなと思いました。


ということでこれまでのB4UT Advent Calendarのうちに掲載されている記事を今回の対象としてまとめていきたいと思います。今ストレートで大学4年生の人が2020年入学ということで、その人達が知らないものを対象にしようと考えました。4年じゃまだ若者。あと2年後にもう1記事書けそうという魂胆もあります。


リンクを貼ってあるので是非元の記事を見に行ってください。ちなみに転載の許可は全く取ってないですが、アドカレの記事をもう一回アドカレで紹介してるだけなのでまあ大丈夫でしょう。もし自分の記事を載せるなという方は対応するのでTwitter(X)で連絡してください。それではどうぞ。

 

 

2016

 

ameblo.jp


sak(2014年入部)さんの記事です。音ゲーの面白さという機種を跨いだ概念の話です。正直アメブロの時点で歴史を感じます。


音ゲーの醍醐味の1位にスポーツ性が挙げられていました。この内容について、

この別の記事はまだ書かれていないです

BPLの初回が2021年で、先月SEASON 3の弐寺部門が終わりました。優勝したAPINAのメンバーにういろう(2016年入部)さんがいるのは因果を感じます。


ミュゼカの稼働開始が2015年12月、2作目の1+1/2へのアップデートが2016年7月です。当時だと初代は流行らなかったけど2作目はどうだろうという感じだったんでしょう。今考えるとここから2年もったのすごいな。

稼働初期の筐体は金属の板がなく楕円形の穴が空いていた

 

これは関係のないビシバシCHANNELの筐体の画像です。足元に金属の板があるの何なんだろうなあ。

ここからプログラミングを仕事にするんですからすごいですよね。


音ゲーで他人との交流(ここでは原義、別の意味が生まれる前なので)をするのが楽しいという話で、

被害者もいるしいじりにくいネタではある

ちなみにsakさんはシス創出身です。


Beyond the BLUEがボルテに入るのが2018年9月なのでこの2年後ですね。


読んでて記事の内容自体もすごく興味深かったです。ぜひ読んでみてください。

 

b4utmzi.wixsite.com


こすでぃ〜(2014年入部)さんの記事です。当時はB4UTのサイトに直接書く形もあったんですね。

B4UTのサイトから切り取ってるので背景が黒いです

打打打打打打打打打打と華爛漫-Flowers-が掛かってます。華浩治から華取ったらダメだろ

 

老人要素って正直このくらい何ですけど、内容がかなりタメになるので縦連苦手な方にはおすすめ。DIVAについては後述します。

 

b4utmzi.wixsite.com


ジルコン(2014年入部)さんの記事です。ビートストリーム単体の解説です。


ご存じの通り(あるいはご存じでない人がいることから分かる通り)ビートストリームは2017年8月でサービス終了となりました。ノスタルジアの稼働が2017年3月なので、この記事はサ終直前のビーストについて述べている点で貴重です。

脳内に中島みゆきが流れてきそうな美しい文章

 

そんな時代もありました。


最後の言葉は悲痛です。

 

blog.livedoor.jp


いんぴじ(2016年入部)さんの記事です。当時の新入生ですね。
B4UTのサークル自体のあり方についての話です。


音ゲーの活動場所はゲーセン」という概念は最近ではもう通用しませんね。当時のスマホ音ゲーといえばDeemo・Cytusとあとアーケード音ゲースマホ版(太鼓、指、リフプラ)くらいですが、今はプロセカ、Arcaeaを初めとしてたくさんのスマホ音ゲーがあり、人気があります。何より2020年からのコロナの影響で、アーケードの音ゲーをやりたくても出来ない時期が続いたことも大きな要因です。最近はスマホ音ゲーしかやったことない人がB4UTに入りアーケードの音ゲーを始めるパターンも増えたように思います。

時代は繰り返す


この辺は今も変わってないですね。なんなら悪化してるまであります。所属する上でのモラルについて部則で明言するのも一つの手だと思います。ところでエムエムランドって何?


2017

 

blog.livedoor.jp


まがとろ(2016年入部)さんの記事です。名前なんて呼べばいいのこの人


暴龍天を取るためのコツについてまとめた記事ですが、当時バージョンはⅣでアップデートしてから9ヶ月という状態です。暴龍天はヘブン回、イルネス回、フィナーレ回、ホワイトアウト回の4つしかありません。現在では18に降格したものが1曲目に入ってたりして今より簡単な可能性はあるものの、癖がついたら終了。


Ω Dimensionも今ではクリアすれば即解禁ですが、当時は完走必須なので、嫌でもディスコンをバリアランク1.0で抜ける必要がありました。他機種をやってて地力がある人からすると解禁が段位を受ける妨げになることが結構ありました。HEXA DIVERの解禁は最悪BLASTER PASS使えばいいのでだいぶ解消されましたね。


6年前の記事であるとはいえ、20に挑む前に17や18から練習して地力をつけるということ自体は変わらないと思います。あとフィナーレだけは今作の段位にも入っているので参考になるかも。


余談ですが大学1、2年のときこの記事をかなり参考にしながら暴龍天を取ったので、この場を借りてお礼を言わせてください。

 

i72.hatenablog.com


172(2017年入部)くんの記事です。


正直この記事を紹介するためにこれを書いたと言っても過言ではありません。多くは語らない。絶対に読んでください。

 

cosdivalove.hatenablog.com


こすでぃ〜(2014年入部)さんの記事2個目です。先程チラッと述べたDIVAについてです。Part2と書いてますがPart1(リンク: https://cosdivalove.hatenablog.com/entry/2017/12/09/035913)を読まなくても楽しめます。


このまとめを書くのに色んな記事を読んだんですが、その中でもゲームへの熱量が圧倒的でした。当時と比較してDIVAを取り巻く状態は違いますし、リンクの動画が非公開になってたりしますが、それでもこんなヤバい世界があったのだと理解させられます。さすがcosdivalove。


6年経ってもDIVA自体がサ終にならなかったのは素晴らしいですね。ちなみにフリーダム横浜はこの2年後、エムエムランドはこの4年後に閉店します。諸行無常


2018

 

takumiwish.wixsite.com


牛乳(2015年入部)さんの記事です。


ボルテのエフェクターについての記事なので、ボルテやったことない人からすると分からないかもしれませんが、ボルテをやってるとめちゃくちゃ譜面やエフェクターへの愛を感じる記事になっています。ただめっちゃキモい。

母親に見られるの分かってこういうこと書けるのすごい

あーあ。


ご結婚おめでとうございます。


ちなみに今年PHQUASEとEther99は同一人物であることが明らかになったので実質4選になったわけですが、牛乳さんはかなり前からフカセエーテル同一人物説を唱えてました。分かる人には分かるんですねえ。

 

komaidonomusic.seesaa.net


こまいど(2017年入部)さんの記事です。今回紹介する記事で唯一全く音ゲーに関係ありません。うんうん、それもまたアドカレだね


俺音楽のことよく分かんねえけどよお、

正直はっぴいえんどくるりしか知らない

 

ここ見ればいいんじゃねえか?


ということで崎山蒼志の2019年からの活躍について軽く述べます。結論から言うとだいぶ活躍してます。


2018年にAbemaの番組で注目された後、2019年3月にドラマ『平成物語 なんでもないけれど、かけがえのない瞬間』(フジテレビ)の主題歌「泡みたく輝いて」を書き下ろします。その後ドラマやアニメの主題歌をいくつか書きます。今年呪術廻戦 懐玉・玉折編のエンディング「燈」を書き下ろして話題になりました。来年1月には台湾での初海外ツアーが決まっているそうです。


この記事を取り上げた理由ですが、僕が崎山蒼志の名前を呪術廻戦で知って、今回アドカレの記事を見返しているときにその名前を見つけたからです。こまいどさんの先見の明に脱帽するとともに、アドカレの記事の守備範囲の広さを思い知らされました。


2019

 

meiohunabara.hatenablog.com


冥王(2018年入部)さんの記事です。一曲の歌詞を解説するものです。
冥王さんはりばけ出身なので量子化学のことを特に細かく解説してたのが印象的でした。
今ならYouTubeで紹介するかもしれませんね。

 

kun-machida.hatenablog.com


町田くん(2017年入部)の記事です。一応自分の記事も紹介します。3つ例挙げてるんですが4年経っても1個もP出てません。助けて〜

すでに下線引いてるあたり昔の俺は理解っている


ボルテ5の曲、新しいよなぁ?


以上です。他の記事も面白いので是非読んでみましょう。お読みいただきありがとうございました。再見!

B4UTECH振り返り、特に自選の選び方について

B4UTECHという東大音ゲーサークルB4UTと東工大音ゲーサークルBEATECHとの交流戦に参加してきました。運営に携わってくださった皆様ありがとうございました。こういうオンサイトの音ゲーのイベントに参加するのが実に4年ぶり。時の流れが早すぎてビビりました。てか7thって何?

振り返りの記事を書いた方がいいらしいので書きます。
いくつか参加できる機種がありましたがボルテに1試合だけ参加しました。対戦相手はB4UT1stのやきとり2くんで、結果は1-2で負けました。6個下って何個下?

 

https://twitter.com/oto_machida/status/1690700793673052161

https://twitter.com/oto_machida/status/1690700814820720640

 


鍵垢でツイート(今はポストか、やかましい)したので全文転載します。

#B4UTECH 振り返り SDVX vsやきとり2くん 他機種の鍵盤力で殴ってるからボルテっぽい譜面は苦手と踏んで、自選はチクサクコールが懐かしいをチョイス。自分はP済みで998くらいは安定。相手は初見だったので大正解。本番はミスって意外と僅差になったが勝ちは勝ち。投げたのこっちだけど初見997って何?

課題曲 オバソは996までしか伸びず相手の得意譜面であることが予想されたのでBAN。MODELFT4は安定はしないものの自己ベは998で相手の苦手だったらしくBANされ怒槌に。当日の練習でも998出たので一番自信のある譜面だったがつまみを外すなどミスが目立ち負け。他選の自己ベは991。一発スコア996って何?


結果お互いの自選を取り合って課題曲でちょっとミスした僕が負けた形になったので、勝敗について言うことはそんなにないかなあと思います。課題曲むずすぎない??
ということで今回の記事ではなぜ自選に「チクサクコールが懐かしい」を選んだのか、他の僕の武器曲と比較しながら解説しようと思います。

 

1.なぜ17を選んだのか


今回の試合における自選のレベル制限は19でした。その中でレベル17の曲はある種低難易度といえます。実際この対戦カードで17が飛ぶと思わなかったという声も聞かれました。なぜ17を選んだのか、それは僕が17が得意で、かつ18と19は相手より上手いという確証が得られなかったからです。
僕は17PUC埋めをしていて現在437/680譜面がPUCという状態です。17PUCってVFで言えば19Sハードよりだいぶ下なので、インペリアル以上なら普通必要ないものです。何でそんなことをしているかというと、地力が付くと思っているからです。VF対象が19Sハードで埋まった後は18PUCを狙うことになりますが、18PUCを出すためには17PUCがある程度出ないと厳しいし、たくさん持っていた方がPUCを出すことについての安定感があります。P埋めでしか得られない栄養素がある。
相手より18と19で勝てる自信がないというのは、相手が鍵盤つよつよであることがTwitterから予測されたからです。結局発Bやo!mで地力つけて殴るのが一番強い。
このような前提のもとに考えると、17を投げることになったのは僕からすると当然の帰着であり、対戦カードが決まった時点で17でしか戦わないくらいの気持ちでいました。


2.自選候補の解説


2-1.チクサクコールが懐かしい


ここからは自選候補に考えていた譜面3つを紹介し、なぜ選んだのか、選ばなかったのかを書いていきたいと思います。
最終的に自選になったチクサクコールですが、最大の特徴は最後に訪れるBPM変化にあります。


元のBPMは149で、一度109まで下がったあと段々速くなって最終的に194まで上がります。誰だよこの曲作ったやつ
高速部分を見切るためにギアチェンが必要で、かと言って下げると低速が見にくくなります。P狙いしてたときにしんどかったのはむしろ低速の方でした。ギアチェンは慣れればできるようになるので。
ということで譜面画像を見ながら解説していきます。BPM149の地帯でちょっと難しいのは2ヶ所あると思っています。6小節目のこの部分。


FXが16分前にあるのでリズムが取りにくくなっています。結局ガチ押しで出来るようになりましたが、LとDを右手で頑張って取ると、小節線に合わせた左の16分トリルで取れるので一時期運指組んでやってました。
対策してないとミスりがちなのは11、12小節目。


ホームポジションに持ってくればいいだけですが、特に16分のくの字は光りにくいです。
何やかんやあって(画像なし)62小節から低速に入るわけですが、どこでギアチェンするのか。ポイントは2ヶ所あります。
やっている人をよく見かけるのは62小節のFXロングを押しながらパネルをいじるパターン。


ただ個人的に安定しなかったので僕は56小節でギアチェンしてます。

歌詞が分かればどこどこですって言いたかった


何回か直角が降ってくる部分の一番最後の赤直角で強めに回しながらギアチェンします。57〜62小節は気合いで。意外とミスる ミラーだと使えないので注意してください。
アチェンでどこまで下げるかですが、固定ハイスピの8割くらいの値にできると上手くいきます。僕の場合7.70から56小節で6.20くらいまで落とすと、BPM最高の部分で8.10くらいになるので読み切れます。
後はギアチェンのタイミングとつまみの回し加減が分かれば998くらいは安定して出せるようになります。自選に選んだ理由も安定してスコアが出るところです。お試しあれ。(どこで?)


2-2.Xymatic Scope


ソフラン系で自選にするか迷ったのはXymatic Scopeです。作曲者MasKaleidoの時点で怪しい。
最大の難所は最後。

右のレーンスッカスカで草


BPMが140から段々下がっていき、最後は22になります。曲として破綻してないか?BPMが下がることさえ分かっていればそこまで密度が高くなくて押しやすいのが不幸中の幸い嬉しい。僕はギアチェンなしで押してます。
自選に選ばなかった理由は56小節目。

規則性を持った配置にしろ〜

 

24分鍵盤が降ってくるんですが個人的にあんまり安定しないです。相手が鍵盤できると分かっているのでわざわざこれ投げなくてもいいかな…って感じです。アリーナでここの失点が原因で負けたこともあります。
まあGoAに比べて知名度が低く対策してる人も少ないので武器として持っておくのはアリかなって感じです。あと対面で投げると意外とウケます(個人差あり)。


2-3.ナイト・オブ・ナイツ虹


今回唯一のBPM変化なしかつ有名曲ですが、その実かなりのクソ譜面です。Ⅱ時代最大の負の遺産と言えるでしょう。
譜面の傾向として音を取っただけで配慮がありません。16分移行は当たり前、押せるなら何でもありの無法地帯。
ヤバい場所を挙げると正直キリがないのでかいつまんで説明します。10小節目。

ジョワ?


ホームポジションにすれば取れますがあんまりない配置なので注意。当然反転してもう一回降ってきます。


25小節目。


何回かこの切り返し降ってきますが意外と判定厳しいので注意しましょう。地味に鍵盤も嫌です。


28小節目。

譜面制作1日目でやるミス?


できないって💢💢💢


右手でCD赤直角はあまりに難しいので、左でABCを取ってから右親指でDと赤直角なら、Dogeza Stairsのような押せるタイプの無理押し(?)になります。


37〜40小節。


エアプ野郎がよ…


特に37小節目のACBが難しいです。よく見ながら押しましょう。慣れると楽しい(末期症状)


44小節目。

信じられない


対策してないと一番ミスりやすいのはここかなと思います。右小指でRロングを押してDCBを薬指人差し指親指でダダダッと取ると押せます。


57、58小節目。


動きが大きいので正確に押す意識が必要です。親指小指をしっかり開いて押しましょう。後半は59小節目最初のABまで連続で押す意識をするとミスが減ります。


主なところはこんなものでしょうか。あと紹介してない16分移行がたくさんあるのですが(あるなよ!)そこまで意識しなくても捌けます。むしろ16分移行があると意識するとその前で早ニアが出がちなので、自然に捌けるといいですね。まあ出来ないなら出来るまでやろう。
自選にしなかった理由としてはどうしてもミスが減らなかったことがあります。どうせ投げるなら完成度が高いものを投げたいのが人の性。997とかだと格好がつかないのでチクサクにしました。ちなみにチクサクは当日の練習で1ニアまで出たので自信を持って送り出しました。


3.他選対策


ここまで脱線しといてなんですが交流戦の話に戻ります。やきとり2くんのアカウントは幸い公開垢だったので、まずプレイヤーネームからプレイヤーIDを調べて控えます。これは最重要事項です。
そのあと最近のリザルトを適当に見ては投げられたら嫌な譜面を並べてちょっとだけ対策してました。ちょっとしかしてなかったのはどうせ鍵盤で殴られたら終わりで無駄骨なのはある程度分かっていたからです。それでもやらないよりはやろうという感じでまとめてました。

ラボのSlackのDMにこんなん書くな


結局満足できるまで伸びたのはチェックが付いている2つだけですが、苦手と向き合ういい機会になったなとは思います。Redshift 2ndが入ってないやん!


4.まとめ


交流戦のまとめというよりはただの自分語りだった気がしますが、ただの感想より役に立つことを書けたかなと思います。
最近交流戦に出てなかったのはコロナの影響もありますが、研究室に行ってたら対策が十分にできなくて対戦相手に失礼かなって思いが少なからずあったからです。そんな中でボルテだけでも参加しようと思えたのはB4UTECHを開催してくれた方々のお陰だなと思います。改めてありがとうございました。これからも研究と音ゲーの両輪で頑張っていこうと思います。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。ホントはVF下限を18PUCにするにはどういう意識をすればいいかという記事を先に書くつもりでしたが、全然やる気にならず途中でほったらかしてます。すぐ出せるようにしたいとは思っていますが果たして。


追記


この記事書いてる途中ナイト・オブ・ナイツ虹のモチベが出てPUC出せました!!

額縁に入れて飾りたい



それでは〜

最近の生活2022

週6でラボで過酷な研究してます。町田くんです。クリスマスもブログ更新しなかったので1年振りくらいの報告になりますね。周りの様子や自分のことなど色々変化があったのでまとめていきます。

 

 

同じサークルに6年いるということ

 

M2になったので、基本的に大学のサークルの中では最高学年ということになりました。まああと3年いるんですけど… 1個下の後輩がすでに就職してたりして取り残されてる感は結構あります。来年以降修士で卒業する同期いなくなった後後輩と遊ぶしかありません。遊んでくれ〜

 

来年以降残ってるのはマジで老害だなという訳で、今年なんとB4UTの新歓に参加してきました。コロナ前にちょっと顔出したきりなんで実に3年ぶり。5つ下の後輩と絡めるかな〜とか結構心配だったんですが、結局はちゃんと話せたので一応大丈夫だったと思います。来年以降は参加しないので許して。

 

参加した理由としてはコロナになってからちばチャンに行ってなかったっていうのが一番大きいです。久々に出航〜!ってツイートしたいな、って思ったんです、Twitterに脳を支配されているので。

 

そんな軽い気持ちで参加したおじさんにも役目はあるようで、なんと執行代のほとんどがちばチャンに行ったことがなかったのです。コロナ禍って怖いですねえ。時代の流れなので仕方のないことですが。ということで何をどれくらい頼めばいいかみたいなことを色々指示してました。老害というかもはや長老。唐揚げもたくさん食べて満足でした。

 

何の話だっけ?とにかく今年度もよろしくお願いします。9月に言うのはだいぶ遅いぞ。

 

東京にいるということ

 

大学は基本的に4年間で卒業するものなので、M2になると1個下の後輩で就職する人が出てきます。また修士で卒業した1個上の先輩も同じタイミングで就職します。

 

そうすると、東京に住んでた先輩が地方に配属になることが当然起きるわけですが、逆に例えば仙台に住んでた人が東京に赴任したりするわけです。しかも東京は職場が多いので割合も上がってきます。

 

すると、今までTwitterだけで知り合っていた他の大学の音ゲーサークルOBと東京で会えるようになります。最高か?

 

もちろん去年もあり得た事案なんですがそんなに意識はしてなくて、今年たまたま仲良くさせてもらってる先輩・後輩が東京に来て、そこからさらに友人の輪が広がってと、とにかく会える音ゲーマーが増えました。研究室に音ゲーの話できる人がいないので(昔いたけど)、これは非常に嬉しいことです。

 

音ゲーは基本一人で遊ぶものなので、インターネットでリザルトを晒せばそれなりのフィードバックが返ってきて楽しいのですが、やっぱり実際に会える喜びは一入です。世代も近いので音ゲー老人会トークで盛り上がります。この前もReflecBeat(悠久のリフレシアとは別)の話題で盛り上がりました。最高。

 

会いたかった音ゲーマーが実は近くにいるという、青い鳥みたいな話でした。

 

お笑いのこと

 

お笑い、面白いですね。去年の終わりくらいに令和ロマンというコンビを知ってから、吉本の若手とか大学お笑いまで広く見るようになりました。最近はYouTubeでネタが公式でいっぱい上がってるんでそれ見るだけで知った気になれます。ちゃんと劇場で見たいって気持ちもあるんですが…

 

その中で社会人お笑いっていうジャンルがあって、普段普通に会社で働いている人たちが休みの日に趣味で芸人をやるってことが少しずつ広がってきています。芸人の一番のデメリットは収入が安定しないことだと思っていたので、これは楽しそうだなと思っています。

 

こんにちパンクールを見ろ!

 

研究室に3年いるということ

 

たまには研究の話を。先日修論中間発表が終わって、出願以外何もしなくていい院試も多分終わっているはずです。束の間の休息といった感じ。あと半年したら同期がごっそりいなくなるはずなんですがあんまり実感が湧きません。

 

流石に3年目となると研究の進め方とか効率的な実験スケジュールの組み方とか考えれば出来るようになってきました(これは罠で、普段はあまり考えてない)。論文もM2の間には出したいけど別に出せなくてもいいや〜ぐらいの気持ちでいます。

 

後輩の育成とかも任される年になりそうなものですが、今年はうちの研究室に配属されたB4が少なかったのでほとんどやらずに済んでます。まああんまりいいことじゃないけど…

 

最近は適度に気を抜きながら実験するのが出来てる気がします。研究頑張っていきます。学振?知らないなあ…

 

人生のこと

 

最近おばあちゃんと電話で話したら「彼女できたか?」って聞かれました。お茶を濁していると「早く彼女作りなさいよ」って言われました。久しぶりに話してそんな話題になると思ってなかったんで、24歳って社会的に見たらそんな歳だよなあと考えていると、父親から「オカンからそんな話されたことない」って追撃されました。100%俺のせいじゃねえか!

 

研究室の話と関連するんですけど、研究室の先輩がだいたい彼女いるので結構比較してしまいがちです。出会いの場がないのでモテるモテないの次元にいません。悲しい。

 

博士取って社会に出るとストレートで進んでも27なんで、その時点で彼女いない歴27年の大ベテランだと流石に結婚とか無理だなって気持ちになりそうです。マッチングアプリも自分から使おうってならないし。

 

別に結婚願望がないわけじゃないし、将来父親になったりするのかな〜とかボンヤリ考えてるわけですが、何から始めればいいか分からないし何もしてないです。とりあえず父親には、孫の顔が見たいならそっちでいい人紹介してくれって催促するようにしてます。

 

おばあちゃんのエピソードトークしようとしたら意外と重い話になったな…

 

おしまいフィニッシュ❗️✨🤟😁👍✨⚡️感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨(ブログ〆コール)

近況報告

 気づいたら4ヶ月ブログを更新しないままオリンピックが開催されて終わりました。町田くんです。

 

 研究室はお盆休みということでコロナ禍らしく家に引きこもる生活が続いています。なので時間もあるしまとまった自分語りをしようかなと。

 

 

 ボルテの話

 わずかな時間を見つけてゲーセンに通う町田さん。PUCの歓びが胸いっぱいに広がります。

 

 

 

 ついに18のPUCが出るようになりました。マジで嬉しい。

 

 もともと低難易度のP狙いとかもやったことがなかったので狙い始めてから実際に出るようになるまでにはかなり時間がかかりました。「次にどんな配置が来るからどんなことを意識しながら捌こう」みたいなことをちゃんと言語化することをやっていきながらPフリーで粘着してました。水簾についてはこの作業をやったけど出なくて一回諦めてから普通にプレイしたら出たって感じです。ラッキー。

 

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ここでP逃すやつとかおる?wwwwww

 この後She Turns Me On、Innocent Azure、ワールズエンド・ダンスホール、びいすと!がP出て今5つ持ってます。水簾とびいすとはかなり苦労しました。

 

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良い子のみんなはびいすと!はミラーでやるんだぞ!

 

 今19Sハードが42個、20鳥プラハード以上が2個あるので単曲VF40以上が49個。あと1個よこせ!!!

 

 ずっと18P狙いだったり19S狙いするのもしんどいので17Pを出そうなところから狙ったり18の今作やってないやつをやってスコアを伸ばしたりしています。ボルテ一生飽きなくてすごい。

 

 個人的には週に3時間くらいしか時間を取れないのにそこそこ成果が出てるのは嬉しいんですが、やっぱりTLの人たちに追い抜かれていくのは悲しくなります。とりあえず自分のペースで18Pを増やしていくのが今後の目標になりそうです。

 

 ボルテやっててVF近い人は是非ライバル登録お願いします(VF-3369-5270)!

 

 

 研究の話

 

 Twitterではあんまり込み入った話をしないようにしてるんですが、ようやく外部に発表する機会も出てきたのである程度まとまった研究の話をしようと思います。

 

 まず重要なことから。9月に学会発表デビューをして、また10月にポスター発表もします!!!うちの研究室の修士1年で発表が決まっている人は自分しかいないので結構頑張ったんじゃないかなと思っています。論文もそのうち出ると思います。

 

 ざっくり言うと触媒開発の研究をしていて、有機化合物を別のものに変換するのに役立つものを作っています。

 

 週に6回研究室に通っていて(どうして?)、月から金までは大体9:30~21:30くらい、土曜日は9:30~18:00で研究室にいて実験したりしています。土曜日は早く帰ってもいいみたいな風潮があるのでゲーセンに行っています。もちろん前後することはあるので平日でも21時前に帰れるときにはゲーセンに寄ることが多いです。日曜日は寝て過ごしてます。

 

 あと自分は博士課程に進学すること(いわゆるD進)を決めているのでそれ関連の話をしようかと思います。D進することを前提とした卓越大学院というプログラムがあって、それに入ると大学側からお金がもらえます。嬉しい!!!!!!その申し込みを先月して、通れば10月から大学からお金がもらえるはずです。具体的な金額はゲスくなるので言いませんが(興味がある人は自分で調べてね)10月~3月分で扶養から外れるくらいです。東京大学様様やでホンマ…

 

 それと学振と言われる制度があって、それに採用されると月20万円もらえます(ゲス)。これは修士2年から申し込めるものなので今の自分には関係ないですが、基本的に博士課程に行くことを決めている人は応募を出すと思います。来年のゴールデンウィークとかはこれに追われて必死こいてると思うので、どうか皆さん優しく接してあげてください。

 

 今後の予定とか。今年度中に論文submitまでは出来そうな気がします。運よくacceptまでされれば学振に書きやすくなるのでいいなあと思っていますがはてさて… 卓越は今まで研究室の先輩全員通ってるらしいし多分通るでしょ(鼻ホジ)

 

 一応身バレとかしないように結構ボカして書きましたが、気になる人はDMとかくれればもっと詳しく話すかもしれないです。

 

 次はクリスマス付近の更新になると思います。それでは〜

最近のボルテの話

 大学を卒業しましたが何も生活が変わっていません。町田くんです。

 

 年度末に学問のこととか音ゲーのこととかまとめようと思っていたんですが、あまり気乗りせずに気づいたら1週間ほどの自由登校期間春休みが終わってました… この生活あと5年やるんか?

 

 そして入学式前に急に思い立ってこの記事を書いている次第です。サクッとまとめて行きたいと思います。

 

 

VALKYRIE MODELについて(判定、ハイスピなど)

 

 やってきました新筐体。最初は限られた店舗にしかなかった貴重品だったこれもだいぶ普及してきました。

 

 タッチパネル付いててすごいなあとか、レイシスが喋ってるけど解釈違いだなとか色々感想はあるんですが、一番大きな変化は判定の違いだと思います。

 

 プレイしてすぐ分かったんですが、明らかにCRITICALの範囲が広くなってます。詳しくは知らないんですが±33msから40msになってるらしいです。おかげで24分のALBCRDの大階段も光ります(勝率低いけど)。

 

 S-CRITICALの導入も大きいです。P狙いだと微妙な早い遅いが分かって助かります。結構やってる人多いと思いますが、EARLY/LATEの表示をNEAR以下にしてms表示をCRITICAL以下に、そしてハードゲージにするとCRITICAL、NEAR、ERRORが全部違う表示で拾えて確認しやすいです。

 

 ただ情報量が多いと脳の処理能力を無駄に使ってしまうので、自分は18上位以上のニアが出まくるのが分かっている譜面はS-CRITICAL表示を切っています。S-CRITICALを意識するというだけでも普段の精度がかなり変わってくるので、17下位くらいで(CRITICALを削るまではいかなくても)判定の核を掴めるように練習してます。

 

 判定以外だとハイスピの違いも重要です。これまでBPM×8倍が上限でしたが、新筐体ではハイスピを数値BPMで管理せず上限を10.00(これまでのハイスピ1000相当)にしました。さらば星の詩、Made In Love、春色ポートレート。それまでハイスピは735で固定してたんですが、新筐体では7.60くらいにしてます。

 

 BPM変化がある曲では基準のBPMから何倍になったかによってハイスピが管理されます。例えばDropZ-Line-では基準のBPMが200なので、ハイスピを8.00に固定しているとBPMが100の地帯では4.00、400の地帯では16.00として表示されます。

 

 しかしここでこんな問題が起こります。それは低速地帯のハイスピ上限です。DropZ-Line-のBPM100地帯でハイスピを上げようとすると、旧筐体では100×8=800、新筐体では1000×(100/200)=500となり、上限は下がります。自分が見る限りほとんどの人はハイスピ6.00以上でやっているので、この低速地帯は読みにくくなることが分かります。

 

  逆に低速地帯が基準になる曲(エレクリカモメサノリミなど)だと、高速地帯でBPMを半分などに下げればいいのでこっちはかなり余裕があります。つまりアリーナで高速地帯が基準になっている曲の低速部分でぶっ倒すということができます。バグ技かな?アルティメットトゥルース(ビジュアルゴママヨ)など何曲か地雷があるので対策するといいかもしれません。ちなみにアリーナでぶんばいにこれをやって1勝しました。やったぜ。

 

 検索機能も便利なんですけど、あの譜面のあの場所やりたい!ってなったときにはだいたい曲名が出てこないので役に立ちません。こんな配置でBPMこれくらいで〜みたいな注文させて欲しい。

 

インペリアルになった

 

 

 はい、なりました。

 

 新筐体始まったところでクリムゾン4にはなってたので、後は120fpsとCHAIN数増加の新筐体バフを使って19Sを増やしまくりました。

 

 VFの細かい話は長くなるのでしたくないんですが、簡単に言うと単曲VFに小数点第一位が追加されたことで、(現実的な個数の)19Sハードだけでインペリアルになれるようになりました。いい時代。

 

 難易度表を下から埋めていって、B帯がちらほら点き始めるとすぐにインペリアルだったって感じでした。それまでのインペリアルってB+とか下手したらAまでできないと取れないイメージだったのでかなり楽になった気がします。また自分は19既Sのスコアを無理に詰めなくてもどうにかなりました。

 

これからの目標? 

 

 まだ19SでVFが伸びるので増やしていきたいんですが、流石に新筐体バフもなくなってきた感じです。まあ989が6個くらいあるんですけど…

 

 なので17と18のスコアを伸ばしつつ、簡単な譜面はあわよくばPを狙っていきたいです。要はただの地力上げ。

 

 あとP埋めって効果あるのか怪しいんですけど、長い間自己ベが1ニアの曲とかちゃっちゃと終わらせにいってもいいかもしれないです。

 

 いずれにせよ研究の時間の合間を縫ってボルテやるのは当分変わらないです。VF近い人は良ければライバル登録とかしてやってください(SV-3369-5270)。それでは〜

 

SDVX主観で選んだ小ネタ集

 研究が忙しくて死んでいます、今。どうも町田くんです。

 

 最近はまとまった時間が取れずに(まとまった時間は全て研究に取られているので)全然ブログを更新できてなかった気がしますが、やっぱり毎年この時期はブログ書かないといけないだろうということで、わずかな時間を見つけて書き溜めてきた小ネタ集を放出します。なんと10月から書き始めてます。やっぱり暇人か?

 

 ということで今年もアドカレに参加しています。B4UT Advent Calendar 2020のその他の記事のリンクはこちらから。主に譜面に関する短いネタを書き連ねただけなので下の目次から読みたいのだけ読んでください。それではどうぞ。

1. vivid landscape

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 この配置好きすぎる。

 

 移行に猶予がそこまでないのとリズムが難しいですが入ると気持ちいい。Vの最初に入った譜面ですが、新時代の幕開けを感じたのを覚えています。

 

2. WONDER_WOBBLER

 17にありがちな配置が全て入っていると思っているのでよく課題募集のときに投げます。

 

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 縦トリルに、

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 光りにくい12分に、

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 FXでリズム刻ませてBTは16分になるやつとか、

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 ダブルレーザーもあります。

 

 縦連が多いのが若干人を選ぶかもしれませんが、いろいろな要素が詰まった素晴らしい譜面だと思います。あとつまみ譜面とBoFだけ適度にやれば完全に網羅できるでしょう。

 

3. Opium and Purple haze[EXH]とBioslaves

 長らく縦連といえばオピウム赤みたいな時代が続きましたが、最近は19や20になるとだいたい譜面に縦連が入るようになりました。そんな中で出てきたのがBioslaves。両者の比較をしながら縦連の難しさの違いについて考察していきます。

 

 まずBPMの比較ですが、オピウムは165、Bioslavesは160なのであまり変わりません。縦連の押す速さによる難しさの違いはほぼ無いでしょう。ただこれらの違いを述べるならそれは「縦連の量」と「それが置かれている場所」だと思います。

 

 直感的な説明で申し訳ないのですが、オピウムの縦連は普通の譜面にしれっと紛れ込ませている感じがします(63小節を除く)。例えば、

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 こんなの。

 

 こういう配置だと両手で取るのが難しいので、片手で追いつかない人にとっては非常に苦労する譜面になる訳です。追いついちゃうならただの譜面の延長になるんですけどね。

 

 オピウムにはこのような24分から繋がる16分縦連があるのも特徴です。Bioslavesには24分がありません。

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 さっき除いた63小節はこちら。

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 本性表したね。

 

 一方Bioslavesは縦連主体で譜面が構成されています。例えば、

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 こういう風に。

 

 5連以上のの16分縦連が多くて片手でやると疲れがち&ニアりがちなのもオピウムとの違いです。一番長くて13連です。

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 オピウムはⅢの譜面なので仕方ないんですが、エフェクト付きFXの縦連があるのもBioslavesです。

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 こっちがイェイェイェイェイェイ(男声)

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 こっちがアアアアアゥ!(女声)です。

 

 どちらが難しいとかそういうことは決められないですが、長さと両手で捌けるかどうかが重要な要素だと思います。個人的に好きなのは自然に縦連が叩けるオピウムですね。

 

4. eighth-slave

 HAELEQUINでおなじみYu_Asahinaさんの楽曲。もちろんハーレ押しもあって結構楽しい譜面なんですが一番最後。

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 青直角+両FXロング、つまり右手をFXを取らせておきながら、

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 AからのD。どう取るの?

 

 まあこういう配置自体はCloud 9とかSACRIFICE feat. ayameとか、新しめの譜面にもかなり多いんですが割とタブー視されてきました。届かなくはないけど押しにくいし。

 

 と、いうところでこんな譜面が登場しました。

 

 今日はプレーしてくれてありがとー

 

 She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん[VVD]です。

 

 この譜面もかなり解説し甲斐があるんですけど自分が上手くないから泣く泣く割愛。

 

 なんで急にこの譜面が出てくるのかというとそこにこういう配置があるから。

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 両FXを片手で押しながらなんとAとDを押させています。BDとACという片手でも届きやすいような鍵盤を追加することで、この配置が時を超えて合法化したのです。 この配置はその後卑弥呼などいくつかの譜面に使われるようになり、(プレイヤーからはともかく)譜面作成者に受け入れられるようになりました。

 

 ここでeighth-slaveに戻って来ます。eighth-slaveのエフェクターは電撃ロブスターなんですが、ミツル子VVDのエフェクターすーぱーサンダー☆ボブ美ちゃんということで、本人単独かは分かりませんがおそらく電撃ロブスターが関わっています。昔の譜面を自分で合法化した人の話でした。

 

5. rE:Voltagers

 Ⅴの初期に追加された曲。つまみの置き方にクセがあるので練習が要るタイプの譜面です。そのなかでこんな配置が。

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 普通に左手の親指でLロングを取ると次の青直角が取れなくなります。なので左手を予めホームポジションに持っていって、ロングを小指→親指→小指→親指と取るのを想定されているものと思われます。まあその8分前がBT全押しなのは誘導として不親切ですが…

 

 例えばLロングを普通に親指で押させながらその終点に青直角が来るみたいな配置って、ⅡやⅢくらいの譜面だと配置ミスとして登場することがあるんですよね。Ⅴになってからこういう配置を準無理押しじゃない場所でわざと置くのが増えました(蛇神など)。

 

 これを踏まえてrE:Voltagersの最後の方の配置をご覧ください。

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 非常にホームポジションで取りやすい配置をしてますよね。当然左手でFXロングを取ります。すると、

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 左手でFXを取り、さらに右手を交差しながら青直角を捌く必要があることになります。凄まじい罠。

 

 おそらくこれを見越して68小節の片手トリルを右手で取るべきなのでしょうが、Aから赤つまみをBPM153の8分で移動させるのは少し厳しいものがあると思いませんか?

 

 なので、普通に左手で片手トリルを捌いた後のLロングを左手の親指で取り、小指でどうにか青直角を回しかつ右親指でRロングを取る、のようにやっていくのが割と良さそうな感じがします。でもこれっていわゆる配置ミスでの取り方と同じですよね。しかも69小節の青直角だけは外向きに回さないといけないのでLを押しながらだと届きづらい。

 

 結局どの取り方が正解なのか自分には分かりませんが、右のトリルの方が上手い人の方が多いと思うので最初に出張しておくのがやりやすいような気がします。そういう意味でも対策が重要になる譜面です。早く交流戦でこういう陰湿譜面投げてえ…

 

6. おどりましょうよ!ドラゴンさん ~転生したらゲーム曲でした~

 割と地雷臭のするタイトルですが、最近の新曲を語る上でこの曲は外せないでしょう。ケルト風の音楽にアップテンポなリズム、さらに早口の歌詞と流石に自ら「ゲーム曲」を名乗るだけのことはあります。紛れもなく天才。

 

 しかしこれに合わせられた譜面もまたすごかったので是非とも皆さんに紹介したいと思います。アドカレの他の人に被ってそうですがお構いなし。ちなみにまだ譜面倉庫に画像がないのでDDX氏のこちらの動画からスクショを拝借しています。

 

 さて、この譜面最大の特徴と言えば普通のFXチップが(最後の2つ以外)全く降ってこないことです。だから終始何らかのSEが鳴っていてうるさい。でも、そこが民族系の騒がしい感じとうまく調和しているように感じられます。声ネタは少なめにしているのが素晴らしい。

 

 

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 譜面の傾向としてはこのように歌詞に合わせた片手トリルが多いです。内側から始まるものやFXチップが絡まるのも多いので17適正くらいだとニアだらけになるかも。

 

 

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 「レッツゴー、ダンジョーン」でこのつまみを思いつくイマジネーションの豊かさ。ただ何の音取ってるのか分からないので外れやすいです。

 

 

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 ADロングを押させながら鍵盤降ってくる配置もいくつかあります。17にしては珍しいかも。

 

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 おそろしく自然な逆直角、オレでなきゃ見逃しちゃうね

 

 さて、サビ前(Bメロ?)で似た配置が降ってきます。

 

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 こっちは付点8分で、

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 こっちは4分です。後ろの方で遅ニア出すやつに自分は2回くらい引っ掛かりました。

 

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 サビのここ狂おしいほど好き。めちゃくちゃノれる。

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 「りんごの木の下で〜」ですが、赤の逆直角が青の直角が終わるのと同時に始まるので、最初だけ外しがちです。唯一の嫌いポイント。

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 スクショだと分かりにくいですがサビの終わりくらいにFXチップの16分縦連が入ります。エフェクターとしては一番の見せ所でしょう。BPM158とそこまで速くないのと、知ってれば両手で叩けるのでちゃんと分かっておきましょうという感じです。

 

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 最後のここだけが普通のFXチップです。転生した世界から現実に戻っている感じなのか、それともドラゴンさんとのささやかながら幸せな日々の暗示なのか、はたまた全部SEFXだとまずいという上からのお達しなのか、真相は分かりません。

 

 簡単でしたが解説するとこんな感じになります。書いてみて言葉だけじゃ譜面の良さが1%も伝わってないんじゃないかって気がするので、興味をもった人は是非実際にプレイしてください。

 

 最後に「おどりましょうよ!ドラゴンさん」というタイトルについて。英訳するなら歌詞にも出てくるように"Shall we dance! Dragon-san"になるはずなのですが、ジャケットを見てみると…

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Will you marry me

                DRAGON-san!!

 

ハアアアアアアアアアアアアお前!!!!オ゛イ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

7. 炎夏の音

 Ⅳの割と初期の曲ですね。もちろんいい曲なんですけど今から見ると譜面は結構ツッコミどころがあるよねという話をします。

 

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 初っ端から32分でスタート。まあ曲に合わせたらこうなります。

 

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 気になり出すと違和感しかないのがこの配置。青赤青赤と16分で交互に直角が来ているのですが、途中で両方に移行するので赤だけ16分の直角切り返しがあります。青と左右対称っぽく見えるのに見比べると明らかに狭くなってますよね。

 しかも最後は結局両方で16分の切り返しをさせてるので、何というか…美しくない配置です。

 

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 赤つまみ+BCはホームポジションで取りたくなりますが、終点でAが降ってきて手が崩れちゃう配置です。かと言って直前のロングはACなので、手の形変えずにそのまま取ったらええやんと言われたらその通りでモヤモヤします。

 

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 32分から流れで直角が来るやつ。最近は割と許されてる感じもします。

 

 

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 ここまで短いZ型のつまみ、特に最近は見たことない気がしませんか?ていうか17なのにめちゃくちゃ忙しい配置ですね…

 

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 綺麗な配置だなあと思ったそこのあなた。もう一度目を凝らして見てみましょう。

 

 2本目の青つまみ、短くないですか???

 

 実は2本目の青つまみの始点→2本目の赤つまみの始点→Bで付点8分を取っていまして、ここを音に合わせているせいで見た目がめちゃくちゃになっています。どうしてこのつまみの配置を選んだんだ…

 

 1回目のサビの配置は割といいので、解説しません(逆張り)。

 

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 2回目のサビから。どうやっても青直角が降ってくる誘導にはならない一番の問題児。ⅣってR+BDみたいな配置がギリギリ許されてたような感じがあって(cf.アルトラ天)、そこが嫌な感じに出てる部分です。

 

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 一番最後のこれは何を表現したかったのか見当もつきません。

 

 まあ17にしてはノーツ数がそこそこあるのでスコアは出ます。ただ一発でこの辺の配置を捌けるかと言われると怪しい部分があります。剛力羅同士の交流戦とかでこんなん投げられたら大変だなあと思いました(KONAMI)。

 

 ちなみに赤譜面を見てみると…

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 激ヤバ配置…ではなく譜面保管所の採譜ミスがあります。
 

8. 月々紅花 

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↑月々紅花のキュリオシティ地帯

↓本家

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おわりに

 もうちょっと書きたかったネタもあったんですがこれくらいで。なんだかんだで5000字くらいなのでちょうどいいですね。読んでいただきありがとうございました。

 

 書いてる途中にVFが19.5になりました。これについては年末年始にちょっと記事書くかもしれません。とりあえず下限が39になるまでは18UCで稼いでいきたいと思います。それでは。

逆月[MXM]とANGER of the GOD[MXM]と月光乱舞[GRV]は18

 


 院試が終わりました。嘘です。書いてる段階では終わってません。町田くんです。

 

 昨今のいろいろな事情でリザルトを上げるのが憚られていましたが、最後にゲーセン行ってから2週間以上経ってるしもういいかなと思って溜めていたリザルトを放出しました。研究室行き始めてからの伸びがすごい。

 

 ボルフォースの仕様上、単曲VFの下限が38(=18Sハード、19鳥プラハードなど)になるとそこから単曲VFが39か40のリザルトを出さないとVFが上がらない訳ですが、いかんせんこれが難しい。一時話題になったVFごとの人数分布で、クリムゾン1が一番多いのはそれを物語っていると思います。

 

 PUCが上手い人は単曲VF39の17PUCで盛って後々18PUCを考えてもいいのでしょうが、やはりインペリアルを目指すに当たっても重要なのは単曲VF40の19Sハードを出すことでしょう。18S+UC(単曲VF39)はなんかズルした気がしますし。しますよね?いや嬉しいんですけど。

 

 ということで最近出せた19Sについて自分なりの見解とともにまとめたいと思います。そんなにご立派なことを言えるほど上手くもないので見たい人だけ見てください。有り体に言えば院試前の現実逃避の塊なんですけど。それではどうぞ。

 

逆月[MXM]

 

 VFを稼ぐには当然19最弱から埋めて行くのが効率的です。じゃあそれって何だろうと考えたときに出てきがちなのが逆月[MXM]です。

 

 もちろん個人差が多いので一概には言えませんが、個人的にクリアでも、鳥でも、鳥プラでも、Sでも逆月が最弱という説をよく見るなあと思っています。PUCは人数的におそらく違いますが。

 

 採譜はcosMo。結構いい譜面作るなあと思っているのですが嫌いな人もいますね。譜面は8分の同時押しやロング拘束、片手処理が主なのですが、BPM280とかなり早いのが特徴。譜面の説明は今回の記事のメインではないのですが一応触れます。

 

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 この辺(特にⅣの)cosMo節全開って感じがして好き。かなり計算された鍵盤の配置だと思いますが、手をいっぱいに動かさないといけないので得意と好みが分かれます。じっくり見るとつまみの形適当すぎますね。

 

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 出ました。BPM280の6分移行。もちろん急ぎめに取らないといけないんですが早めに取りすぎると逆に始点が抜けるので難しいところ。ここで2回くらいやらかしました。そのあとの切り返しが割と早いのも忘れがち。

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 この辺りが第一の難所だと思います。ロングに気を取られがちですがLALBLALBって延々叩かされるとやはり光りにくくなります。19のS狙いですからこれまでより難しい配置が降って来るのも当たり前。

 

 しかしここで僕は意識を変えました。

 

 

 逆月、実は18なのでは?

 

 

 そう、実は18なのでただの8分を捌けばいいのです。BPMが280だった気がしますが実はゆっくりだったので簡単に光らせられると思うようにしたのです。タイトル回収。

 

 この意識のいいところはいくつかあって、一つは気圧されなくなるということです。身の丈に合わないことをしようとするとどうしても怯んでしまったりするものです。自分はできる!と自己暗示するのも一つの方法だと思いますが、相手が弱いと思い込むことも解決策になるということに気づけたのが大きかったと思います。

 

 もう一つは客観的に譜面を見ることができるということです。例えば難しい譜面で出てくる24分や32分の細かい刻みって、最初のうちは急いで叩かないと!という意識が強くなりすぎて早ニアが出まくるのがあるあるだと思うのですが、そのような強すぎる意識を解消することができ、冷静に譜面に対処できたように思います。

 

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 ここも難所だと思います。特に12分がなかなか光らなくて苦労しました。

 

 しかし、ここも意識の仕方を変えることで解決することができました。ただの12分なら光って当然。この難所をなんと全ピカさせることができたのです。逆月は18。そうでしょ?

 

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 こことかよく切れてたんですが今回はたまたま繋がりました。つまみの切り返しの判定が掴めないままもう5000年経った。

 

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 毎度お馴染み12分縦連。気合いで光りました。速さというよりロングから直接縦連に繋がるのがいやらしいですよね。元々勝率高かったのでここは意識とかそういう話ではないです。

 

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 ハイエナしてフィニッシュ。リザルトはこんな感じ。

 

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 実は前作で988出てるくらいには得意だったんですがそこからSに乗せるまでに1年以上かかりました。原因は多分988出たゲーセン(アドアーズ下北沢)が潰れたこと。

 

 おんなじ感じでANGER of the GOD[MXM]と月光乱舞[GRV]の話もします。

 

ANGER of the GOD[MXM]

 

 比較的最近入った曲です。EXIT TUNESから入った珍しい19ですがこの前かめりあの新曲でなんか追加されましたね。本当に19なのか?

 

 BPMは200と19にしては普通の速さ。24分とか細かい刻みはないので僕みたいにニアりまくる人には良心設計という感じですが、8分の同時押しや16分の連続の直角がペースを乱します。後述しますがANGER of the GODのANGER of the GOD地帯もあります。全体的に見ると18にありがちな要素+αで構成されていて地力が試されます。18S埋めはいいぞ。

 

 ということはANGER of the GODは18。実際には逆月の意識の仕方で味を占めたという感じなんですが。譜面の解説をしていきます。

 

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 別に難所じゃないんですけど、こういう片手使ってベチャ押しさせる配置はⅢやⅣでは見辛さから忌避されがちだったのでⅤらしくていいですよね。推しポイント。こういう譜面傾向の総括はまた別の記事を書くかも。

 

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 この逆直角も始点が端っこじゃないのとシンメトリーなのがハイセンスで好き。ていうか改めて見てて思ったんですがこの譜面全体的に芸術点高いですね。

 

 まあここらへんでなるべくニアとミスを出さないようにしましょう。S出たときは繋がってたはず。こういう部分でノーツ数を稼いでくれているおかげで許容が54ニアもあるのはありがたいところです。

 

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 ここも綺麗な配置ですが、21小節初めのABのBTの流れで次のBをABと叩いてしまうとその後ろのAのロングが抜けるので注意。他にはЯeviveRにも似た配置があるので最近の譜面をやるときには意識しておきましょう。最近はエフェクターも知恵をつけてきていやらしい配置ばっかり置いてきます。

 

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 青のつまみは芸術的かも知れませんが、微縦連とロングのどっちか片方は抜けがち。何この配置。

 

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 シンプルにむずい。

 

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 赤つまみが左に、青つまみが右にあって認識しにくいですね。主にSACRIFICE feat.ayameのせい 実は赤つまみだけ見て青つまみは赤つまみと左右対称に回せば完璧に入ります。ここで抜けまくると結構な痛手に。

 

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 綺麗さを意識しすぎて49小節がめちゃくちゃ認識しづらくなっています。ホームポジションで取らせてCDを左右分業させたそうな配置ですが最初のC以外全部右で取ったほうな楽な気がします。

 

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 こういう16分直角が連続してるところの失点は積み重ねで利いてくるので、外さないよう力いっぱい回して入れています。

 

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 しれっと逆つまみが入ります。回し始めが早いとすぐ抜けるので、この後の回転でチェイン数確認したら直前で切れててなんで???ってなりがち。

 

 サビの入りはあんまり言うことないですね。緊張してポカミスしないようにってぐらいでしょうか。

 

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 はいANGER of the GODのANGER of the GOD地帯。簡単に言うとランダムかけたセツナ押し+8分移行の直角ですが、かなり忙しいのと手を広げないと取れないのでどっかしら抜けることが多いです。この画像だと右手をどこに持ってくればいいかは直前に意識した方がいいかも。

 

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 ここは譜面画像で見ると簡単ですがレーンが傾くので実機だとかなり見にくいです。片手くの字もいやらしい。

 

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 僕だけかも知れませんが終盤のここの鍵盤が読みにくい+エラーはまりしがちなので注意して確実に押しましょう。

 

 最後片手トリルでフィニッシュ。S出たときのリザルトです。

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 989が出てからSに乗せるのに何回か失敗したのですが、そのときこの譜面は18なんだという意識を持つことでかなり伸びました。普通に18平均より上だし。

 

 最近だと666回の暴龍天に入りました。2曲目3曲目が苦手な人には後光を取るための強い味方になると思います。ちなみに僕は666が苦手すぎて金枠すら奪還できません。最後月光乱舞の解説をします。

 

月光乱舞[GRV]

 

 ※最初に言っておきますがこの譜面を攻略する最善の方法は癖をつけないことです。すでに癖がついている自覚のある人はプレイの自粛および以降の記事を読まないことをおすすめします。

 

 第2回天下一音ゲ祭で旧難易度16として登場したかなりの古株。 その当時からラクリマやフリューゲルと比べ難易度が低いことは囁かれていたものの、Ⅴのレベル改訂を無事乗り越えて今では19PUCの入門となっています。LubedeRは?

 

 月光乱舞原曲に現(だいたい)17の曲・配置をリミックスしたものなので全体的に簡単な配置は多いのですが、問題なのはⅢ特有の準無理押し(ここではホームポジションからはみ出ているなど人体の構造を無視しているが、AD+両つまみなどの無理押しという訳ではない配置のこと)のオンパレード。許容もそんなに多くないのでここに癖がつくとSを取るのは絶望的になる個人(のプレイ数)差譜面と言えます。逆に言うと癖がつかなければ月光乱舞[GRV]は18。

 

 どこに癖がつくかは人それぞれなので正直解説が難しい譜面でもあるのですが、自分が苦手なところを中心に解説してみます。たたかないで…たたかないで… ではどうぞ。

 

 

 個人的に鍵盤の配置は癖が強くても意識でどうにかなると思っていて、逆に癖の強いつまみの配置は誤魔化しようがなく即エラーになるので難しいと思っています。なので、もちろん両方降ってくると難しい。

  

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 もうおかしい。

 

 初手小指でFX叩かせて何が楽しいのかさっぱり分かりません。たまに直角も外れる。

 

 最初につまみが苦手だのなんだの言ってたのはこの後で、

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この2ヶ所です。

 

 最初のは直角がごちゃごちゃしてて読めません。よく見ると8小節入りは赤からなのに途中から青が先行してますね。頭おかしいんか?

 

 次のはシンプルに操作がむずい。内側に直角入れてたのに急に赤つまみの挙動が変わって脳がバグります。

 

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 癖がつくとこんな配置まで出来なくなります。純粋に片手で両FX捌くのが苦手なだけな気がしてきた…

 

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 癖つきがちな鍵盤です。BPMが186だからいいものの配置としてはHE4VENラスサビと同じ。FXでリズムが取れると上手くいくと思います。知らんけど。

 

 

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 ここから怒涛の微縦連ゾーンに入ります。両手で捌くのももちろん難しいですが、個人的にはこのFX絡みの方が押し遅れ・押し損じが多かった気がします。力一杯押しましょう。ちなみに鍵盤を意識しすぎると直角回す向きを間違えるので気をつけましょう。鍵盤も直角も左入りです。

 

 もうすぐ休憩。

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 やめてくれよ…

 

 先ほどと同じで左入りなのですが、やはり16分で連続して直角が来られると操作が慌ただしくなります。ここも大きめに回した方が入りやすく感じます。

 

 39小節目は直角が右右右左左左となっているのを意識すると入れやすいですが、やっぱり難しい。つまみ弱者に厳しい。つまみ多様性を重んじない前時代的な配置(これは罠で、前々バージョンの譜面)。

 

 40小節目は9小節目の反転バージョンかと思いきや、最後の直角が両直角になっています。逆撫でが上手すぎて感動で涙が… とにかく力一杯回しましょう。

 

 ようやく休憩ですが、あまり休んでもいられません。

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 2分戦士から持ってきたこの配置ですが、やはり8分でこれだけ片手を動かされるとニアも出てしまいます。できる人はつまみ+1レーンを片手でカバーできた方が安定するかも知れません。僕はできない人です。

 

 こっからⅢらしいいや〜な配置が畳みかけてきます。

 

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 ホームポジションガン無視。手を大きく広げましょう。

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 長い片手トリル。移動するのももちろんですが内側から始まるのもいやらしいです。移行を考えても赤つまみを左で取るのは怪しいので、左手君に祈りを込めて叩き切りましょう。今まで全ピカしたことない気がします。

 

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 ようやくサビですが、配置に思いやりの欠片もありません。急に片手でBD取らすのも難しいのに、その後8分で赤直角は届きません。人間工学学んでくれ…

 

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 ここもなかなか見慣れない配置です。左手でBC→BD→CD→LR。最初プレイしたときこのCDを認識できなかったのを覚えています。CD→LRは猶予があるので慣れると押せます(無慈悲)。

 

 67〜71小節の鍵盤も難しいっちゃ難しいんですが解説しようがないのでカット。

 

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 見た目も視認性もうんこな直角を過ぎて、アイツがやってきます。

 

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お     ま     た     せ

い     つ     も     の

親  の  顔  よ  り  見  た  配  置

 ヒトはLロングを押しながらAからBCに16分で動くことはできません。ロワーレ先生もビックリ。一応無理押しではないので準無理押しということにしておきます。

 

 個人的なソリューションを書いておきます。Aを小指で押すと同時にLを離して、左腕ごと中央に持ってくるイメージでBCを押すといい感じに届きます。あまり早く押そうとするとこれだけ移行が厳しいのに早ニアが出ます。人類の神秘。

 

 ちなみに、

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 この移行は左右反転してあと2回出てきます。確実な死。

 

 しかし、ここを乗り越えるとあとは二重階段とさっきより簡単なつまみを処理して終わりです。

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 一番最後の青つまみは放置できます。フィニッシュ。リザルトはこちら。

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 前2つに比べるとギリギリですが、あと4ニア余裕があると思えばそうでもない気もします。準無理押し地帯は2回全ピカしました。マジ?

 

 さて、月光乱舞に関しては勝因がもう一つあります。それはしっかり癖を抜いたということです。

 

 4月に全国で緊急事態宣言が出されてから2ヶ月ほど、東京都のゲーセンは半ば強制的に休業をしていました。今の上手いリザルトがクソほど流れてくるTLに慣れてもう少し忘れてしまっていますね。まあ家の近くに開いているゲーセンもあったんですが…

 

 この自粛期間中に行っていたことが2つあります。1つは右の小指を使ってBDトリルなどできない動きを練習すること。この記事でいうとANGER of the GODとかに役に立ちましたし、これからGot more raves?などに役に立つと思っています。もう1つは月光乱舞など癖の付いている譜面に触れないことです。

 

 月光乱舞は19の中では簡単な方かつ古くからある曲であり、またイルネス回の1曲目でもあるので地力が足りないうちからプレイしがちです。地力が足りないうちの粘着が癖の主な原因であることはご承知の通りでしょう。僕も長らく自己ベストが981とアクティブでは最下位でした。

 

 ついてしまった癖を抜くためにはプレイをしないことと地力を上げることが重要です。上から殴るというやつです。VFの甘い誘惑に打ち勝つために、今年の1月くらいからただひたすら18のS埋めをしながら様子を窺っていました。

 

 そんな中でコロナが流行り始めて、結果的に半年ほどプレイせずにいることができました。そしてしっかり準無理押しへの対策をしてから挑み、どうにか2回でSに乗せることができました。完全に戦略勝ちです。月光乱舞は18。まあ981くらいで癖だのなんだの言ってたらもっと癖がひどい人にいろいろ言われそうですけど…

 

 ちなみにもう一曲癖がひどい譜面があって、そっちは半年近く放置しても全くできるようにならなかったので、癖の程度に応じてより長い癖抜き期間を取ることをオススメします。どの譜面かは秘密にしておきます。交流戦で投げられたくないので。オフラインの交流戦ができるようになるまでに克服したい…

 

 

 

 ということで今回の記事は以上です。いつものように長々と(6800文字)書いてしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございました。みなさんも逆月[MXM]とANGER of the GOD[MXM]と月光乱舞[GRV]は18だという意識を持ってプレイするといいことあるかも知れませんよ。

 

 次は例年のようにクリスマスくらいになると思いますが、研究が忙しいはずなのでまとまって書く時間が取れなそうです。今から書き始めようかな。それでは。